【吉田ブログ】経営者団体所属のメリットと、eスポーツイベント

WINDUP Advisoryの吉田です!このブログでは私の仕事に関する考え方や経営方針などについて書いていきたいと思います。

私は現在、東京商工会議所の江戸川支部青年部に所属し、会計幹事として活動を行っています。

ご存じの方も多いと思いますが、商工会議所は経営者の団体であり、活動を通して地域に貢献するとともに、それぞれのビジネスを発展させるという目的があります。

さて、そうは言っても、そういった経営者団体に所属することは、即ビジネスにつながるでしょうか?

答えはNO!!です。

経営者団体に入ったからと言って、それがビジネスにつながると保証されているわけではありません。

たまに見学に来られる経営者で「入ることでビジネスになるのか」という感じの方がいますが、そんな団体はおそらく存在しないのでは、と思います笑。

私はいろいろな団体に所属してきました。メンバー間のビジネス成約をほとんどノルマとするような、かなり厳しめの団体に所属したこともあります。それでも断言できます。

単に経営者団体に所属するだけでは、ビジネスは拡大しません。

なぜならビジネスはノルマやルール、義務感で行うものではないからです。

ではなぜそういった団体に所属しているのか。

それは、経営者団体に関して、地域の発展に貢献することを長期目線で考えているから、です。

企業は、その地域に生かされていることを忘れてはならないと思います。また企業というのは、自社の成長だけを考えればいいというものではなく、地域の発展に貢献し、地域が発展して、その恩恵を受ける、という循環が理想だと考えています。

さらにいうと、地域に貢献するようなイベントを色々な人と開催することで、他の経営者と仲良くなり、そこからビジネスにつながりやすくなる、ということが経験的にわかっているからです。

これは結構長期的な観点が必要です。今日明日利益が出るというものではないですし、そもそも地域に貢献すること自体、ものすごく時間がかかるものです。

しかし長い期間取り組んでいると、必ず公的機関や地域の大きな企業の目に留まり、貢献を評価される時が来ると思っています。

また地域の学生支援を行っていると、そのうちの何名かが起業し、将来の取引先になることもあり得ます。

これらはものすごく時間がかかりますが、こういった地域貢献活動は経営者団体所属のメリットの一つでもありますし、その意味で商工会議所はその公益性から非常によい団体であると考えています。

さて、その私が所属する東京商工会議所江戸川支部青年部ですが、3/18に過去に例のない大きなイベントをすることになりました。詳細は以下のインスタ投稿をご参照ください。


https://www.instagram.com/p/DFrIDHhP5TE/?img_index=1

簡単にまとめると、eスポーツの専門学校と組んで、経営者向けにeスポーツイベントを実施する、というものです。

このイベントの目的は以下の通りです。

① 世界的に成長を続けるeスポーツやゲーム業界を理解する
私は昨年開催されたeスポーツのイベントを観戦しましたが、驚くことに、なんと3万人もの人々が2日間、両国国技館を訪れました。一昔前では、誰かがやっているゲームを見に、それだけの数の人が同じ場所に集まるとは、想像もできなかったのではないでしょうか。しかしこれは日本に限った話ではなく、世界ではリアルオンライン問わず驚くべき数の人々がゲーム大会に参加し、また観戦しています。

② ファンビジネスやイベント開催のノウハウを学ぶ
上とも関連しますが、イベントに足を運んだ人々の多くは、特定のチームを応援していました。若いイケメン(美女)プレイヤーやテクニックに優れたプレイヤーは、多くのファンが付きます。すでにeスポーツチームはファンビジネスとしてイベントを開催し、賞金獲得に加え配信収入、広告収入等を得ています。これらの手法は企業経営にも活かせる点が多くあるように感じています。

③ eスポーツにより世代間交流を促進する
すでに多くの自治体で、お年寄りと若者の交流手段としてeスポーツが使用されています。若者がお年寄りにゲームを教えることや、実際の対戦を通して、世代間の交流が深まります。もちろんリモートでの実施が可能なため、わざわざどこかに集まる必要もありません。

中小企業経営者は100名前後お呼びする予定です。ゲームに留まらず様々なものを持って帰ることができる場にできれば、と考えています。

こういったイベントを企画・運営していく過程で、その地域(私の場合は江戸川区)に貢献し、地域振興を通していずれ自社に還元できれば、ということを考えています。

著者プロフィール