【吉田ブログ】「学生×経営者」eスポーツイベントを開催!
以前の投稿で記載していた通り、2025年3月18日、eスポーツイベントを無事に開催することができました!
このイベントはeスポーツ専門学校と共催で、私が所属する東京商工会議所江戸川支部青年部が経営者向けに開催したものです。経営者と学生を合わせて80名超の方々に実際にお越しいただきました。
当日の雰囲気は以下のインスタをご覧いただければと思います!東京商工会議所 江戸川支部青年部 eスポーツイベント
今回のイベントは、今まで実施したイベントの中でもかなり有意義なものになったのではないかと、メンバーは自画自賛しています笑。
どのように有意義だったか、以下に記載したいと思います。
・専門学校の学生が、運営や進行を全て仕切ったこと
経営者は基本的にイベント好きですので、イベントというと仕切りたくなる方も多いと思います笑。しかし今回は、青年部メンバーはアドバイスや集客に専念し、運営・進行・当日の司会等全て18歳~22歳の学生に仕切っていただきました。自分が学生の頃を振り返ってみると、同世代を集めるイベントはそこそこあるにしても、こういう世代をまたぐイベントの開催というのは無かったので、それを企画し、自分たちが取り組んでいることを経営者に伝えていただきたいという思いがありました。またeスポーツはただのゲームではなく、実況、配信、見せ方といったイベント運営の側面が強いため、様々なイベントを経験しておくことは将来有益であると考えました。
・eスポーツの有名タイトルを実際にプレイできたこと
eスポーツイベントにおいては実際にゲーム体験ができることが多いですが、そのゲームはどうしても簡単なものになりがちだと思います(マリカーとかぷよぷよとか)。しかし今回、経営者代表2チームは、学生が専門学校で学んでいる本格的なFPS(シューティングゲーム)を、学生からレクチャーを受けながら実際にプレイしました。私もチームの一員としてプレイしたのですが、はっきり言って滅茶苦茶難しかったです。相手チームに経験者が1名いたため、我々は瞬殺されました。実力差がもろに出ます。プレイが難しいうえに勝利条件もいろいろあって奥が深い。世界的に流行しているのもよくわかりました。学生による実況解説も入り、見ている方々も大画面で、実際の有名ゲームを楽しめたのではないかと思います。
・世代間交流がある程度できたこと
イベント準備の過程で、プレゼンの仕方やイベントの進め方など、学生から質問がある都度お答えするようにしていました。その過程で学生が今何を考えているか、何に不安を抱えているか等、ある程度わかるようになりました。限られたやり取りからの印象になりますが、学生は総じて非常にまじめ。自分が学生の頃よりはるかに目の前のこと、将来のこと等考えているように感じました。
またイベント当日は学生からゲームの仕方を教えてもらったり、懇親会で好きな昔のゲーム等お話したりすることができました。世代間交流はそう簡単にはいかないですが、それでもある程度実現できる場になったのではないかと思います。
・経営者が学生に勝つという「サプライズ」があったこと
今回は基本的な骨格として「学生がゲームで経営者を圧倒する」というシナリオがあったわけですが、大きなサプライズがありました。懇親会で行われた格闘ゲーム大会で、なんと経営者代表が、学生代表に2連勝するという快挙を成し遂げたのです。
考えてみれば、我々世代はゲームに慣れ親しんでいます。私もファミコンから経験ありますし格闘ゲームももちろん好きでした。40代は仕事や家庭の事情もありゲームから遠ざかっている方が多いですが、それでも中には依然としてプロの学生を倒せるほどのスキルを持っている方々もいるということです。ここが会場が一番盛り上がった場面で、経営者が圧倒的に応援され学生がヒールになるという台本にない展開が激熱でした。そしてゲームをしている中年男性(失礼)がカッコいいと思えたのは初めてかもしれません。
・地域に貢献できたこと
同じ地域の専門学校との交流を通して、学生への手助けを行い、経営者との交流の場を設け、将来を考える第一歩となったのではないかと思います。こういった経験が糧になり、いずれ起業するなり地域振興イベントなりで、地元に還元していただければ最高の展開です。
それにしても時代は変わったなあと思います。昨年、両国国技館では3万人を集めるeスポーツ大会が開催され、私も行ってみたのですがその熱量とイベントとしての完成度に本当に驚きました。昔はゲームがビジネスになっているのは高橋名人と毛利名人くらいかと思っていましたが、今は大金を稼ぐeスポーツのプロがゴロゴロいますし、ファンビジネスとしても本格化しています。今回のイベントは頭を柔らかくするいいきっかけになりました。